オープンキャンパスの質問コーナーで先輩大学生に聞きたい９つのこと

こんにちは！　もうちょっとで7月。夏がやってきますね。

高校生にとって夏といえば、夏休み！　模試…！　夏期講習……！！　こう並べてしまうと、少しつらいものがると思いますが、勉強は皆さんの目標をかなえるための大きな武器ですから仕方ありません。

しかし、忘れてほしくないイベントがもう一つあります！　それが、オープンキャンパス。主に夏休みに大学や専門学校など皆さんの進学先となるような学校が、それぞれキャンパスを開放し、模擬授業や説明会などを通して高校生にとって身近な存在になる、特別なイベントです！

そんなオープンキャンパスでは、先輩学生に質問のできるコーナーが設けられることが多々あります。せっかくですから、お話をしてみたいですよね？　今回は質問コーナーで聞くべき9つの質問をまとめました！

▶▷ マストクエスチョン！

①「どうしてこの大学を選んだのですか？」

現在学生の先輩も、もちろんかつては受験生。自分の将来を考えたうえでその学校を選んだはずです。

受験校がまだ決まっていないあなたはぜひこの質問の答えから「志望動機や目標の決め方」や「受験校として進学する意識」を磨いてください。

もう受験校が決まっているあなたなら、「ほかにどんな意思を持って入学した人がいるのか」を知ったり、「自分の考えている”その学校のイメージ”とのすり合わせ」を行って意志を再確認したりしましょう。

②「先輩は今、どんな勉強をされているのですか？」

その学校でどんな勉強ができるのかは、学校パンフレットや公式サイトを見ればわかります。しかし、高校生の皆さんに知っておいていただきたいのは、それらに書かれた情報は「一握り」であるということです。

そこで特に大学に進学したい高校生の皆さんに注目してほしいのは「ゼミ」。大学には、「ゼミ」と呼ばれる研究グループがあり、多くの大学生がこのゼミに所属します。短大、専門学校にもある場合がありますから、しっかり確認しておいてくださいね！

ゼミには大きく分けて2つのスタイルがあり、１つは「教授の専門分野から学生がテーマを派生させて各自で研究していくスタイル」、もう一方は同じく教授の専門分野から派生させたテーマを「学生がグループになって調査をするスタイル」です。

するとお分かりいただけるかと思いますが、重要なのは「教授が何を専門分野としているか」になります。ですから、同じ「経済学部」でも大学が違えば、「国際経済が得意な教授の多い大学」もあれば「日本の経済学が得意な大学の多い大学」、また「貧困研究」や「NPO・NGOなどの組織研究」を行っている教授もいるような幅広い大学まで、様々です。

この部分は、なかなかサイトやパンフレットだけではわかりづらいので、実際に聞いちゃいましょう！　「お友達ではどんなゼミに所属している人がいますか？」という質問も付け加えるとさらにgoodです！

③「学生生活４年間（3年間・2年間）のうちにやっておくべきことは何ですか？」

サークル、インターン、世界旅行、一人旅etc...

この質問をすると、「やっておくべきこと」の多様さに驚くかと思います。驚いたら、その感覚を大切に、自分のキャンパスライフの目標を立てちゃいましょう！

中でも、サークルに入ったりインターンをしたりしたいと思っているあなたは、質問の時におすすめを聞きましょう。入学前にめどをつけておくことで、絶好のスタートを切ることができるはずです。

▶▷ あなたが高校2年生か受験生なら・・・

④「併願で合格した学校はどこでした？」→「なぜこの学校を選んだのですか？」

先輩の体験談と進学の決め手を聞くことで、その学校の強みを知ることができます。

しかも、他大学と比較して聞くことができますから、もしも先輩の併願校が自分の視野に入れている学校であれば、選ぶときに差別化基準が増えます。そうすることで納得した選択ができると思いますから、ぜひ試してみてくださいね。

また、このように先輩学生にとっても身近に感じやすい話を持ち掛けることで、耳寄り情報を話してくれる場合も。AO入学や推薦入学を考えているあなたは必ず挑戦しましょう。

⑤「この大学のよさ・悪さってなんですか？」

これも、④同様に志望校を決める決め手、進学校を決める決め手にするために聞くべき質問です。実際にその学校で生活されている人からのおすすめ情報やいいところの話は当然貴重ですが、中でも「悪さ」を聞けることが重要。なぜなら悪いことは、オープンな情報には載っていないからです。