高校1年生のキミが夏休みにやっておきたい5つのこと
こんにちは! そろそろ期末試験……。しかし、それが終わると待ちに待った夏休みですね! 高校生1年生のみなさんは高校に入学してから今まで、どんな高校生活をおくれましたか?
きっと新しい環境からたくさんの刺激を受けたみなさん、入学式の頃よりもずっと成長しているはずです。今回は、そんなふうに日々成長している高校1年生のみなさんに、この夏休みにやってほしい5つのことをご紹介します! きっと将来の役に立つはず。ぜひ実践をして、有意義な夏休みを過ごしてくださいね。
1. 進学するかどうかを考える
高校1年生のあなたは、つい半年前に高校受験を経験し、中学校を卒業して高校に入学したばかり。正直まだ、「進路」なんて考えたくないかもしれませんが、じっくり考えられるのは高校1年生の夏だけです。
”今”しかゆっくり考える時間がない理由の大きな部分に、高校2年生になる前に決める「文理選択」があります。文系に進むか理系に進むかを決めて、高校2年生以降で受ける授業の多方を決める仕組みです。
ではもしこの選択を誤ってしまうとどうなるか・・・
よくある声は、「思っていたのと違った」・「文転したい(理系に進んだ人が、文系に進路変更したいときに言う言葉;反対の”理転したい”というのはなかなか聞かない)」・「勉強についていけない」などです。これではせっかくの高校生活が台無しに。
それを防ぐために、まだ”すべての選択肢”が与えられている高校1年生の夏休みのあいだに、自分が将来どんなふうになりたいかから逆算し、「将来のためにどの学校(大学・短大・専門学校)に進学すべきか→そのためにどのクラス(文系・理系・文理/特進・普通など)に進級すべきなのか」を考えておきましょう。
ここで決めきることはありませんが、ある程度方向性を固めておくと、夏休み後の生活意識が変わると思いますし、面談などでも役立つと思います。その結果として、ライバルより速いスタートダッシュを切れれば良いですね!
2. オープンキャンパスに行く
自分の進路にある程度目安のついた人は、ぜひいくつかの学校のオープンキャンパスに行ってみましょう! オープンキャンパスとは、様々な大学や専門学校が進学希望者向けにキャンパスを開放し、学部説明やキャンパス案内などをしてくれるイベントです。毎年夏休みには多くの学校で開催されているので、高校から宿題として「オープンキャンパスレポート」が出されている生徒さんもいると思います。
そんなオープンキャンパスに参加するにあたって、1で考えた自分の進路選択をもとに参加校を選んで欲しいと思います。
1のようなやり方で進路を考えるにあたって、高校1年生のあいだはまだ、焦って自分の志望校まで絞り切ることはありません。しかし理系・文系それぞれ自分の選んだ進路の中でも、「特にどの分野に興味があるか」についても考えてみてください(文系→外国語系・教育学系・経済学系/理系→生物学系・数学系・看護学系など)。
それを踏まえたうえで、マナビジョンやパスナビを利用して、その学問を学べる学校をいくつか調べ、都合の合う日程でオープンキャンパスに参加しましょう。そうすることで自分の興味や適正を知ることができますし、進路に対するイメージも大きく膨らむと思います。
また、「進路について、なんだかよくわからない……」という人も、ぜひ自分の知っている学校のオープンキャンパスに行ってみてください。進路選択のきっかけは、突然の出会いから起こる場合もあります。まずは行動をしてみて、そこから絞っていくというのも一つの手だと思います。
3. 模試を受けてみる
進路のことについて考えたり、実際に学校に足を運んで高校卒業後のイメージを膨らます時間はとても大切。自分の知らない将来の選択肢に出会えたり、イメージがわくことでモチベーションにつながることもありますから、大切な時間です。
しかし、進学を決意したならば自分の現状と向き合い続けることも忘れてはダメ(私はこれが苦手でした……反省)。自分の現状と向き合うために、夏休みにできることで一番簡単なのが「模試を受けてみる」ということです。
進学志望の高校生にとってまず最優先すべきなのは、何といっても勉強。学校生活の中には「定期テスト」があり、時期ごとに知識の確認はできますが、そこで確認できることはごく一部。学年順位やクラス順位、自分の得意不得意くらいです。
だからこそ夏休みのあいだに、「模試」を受けてみましょう。模試では全国偏差値がでますから、高校1年生の自分が「全国のどのあたりにいるのか」や「知識を応用できるか」といった実力を確認してみましょう。
この模試受験によって意識が変わり、自分を成長させるためのスイッチを入れられたら勝ち! 夏休みの模試の申し込みは7月中旬頃までにしめきられる場合が多いので、興味のあるひとは学校の先生に相談してみてください。
4. 宿題を終える(夏休みが終わる一週間前までに)
「自分の将来を考えるために夏休みにやること」の主なものが以上の3つでした。部活や塾や旅行など、予定があって忙しいとは思いますが、夏休みをぜひ有意義に過ごしてくださいね。
そんな夏休みをさらに有意義にするために、宿題は必ず終わらせましょう。意外とこれが試練であり、ラスボス感溢れてたりしますよね。
一番安心できるのは、夏休み終了日の一週間前にすべて終えること。そのために夏休み前に課題計画表を作れるとベストです。最近ではスマホが高機能なので、カレンダーで通知をしてもらえるよう設定しておくといいでしょう。
どんなにいい夏休みを過ごしていても、「すべきこと」ができなければ台無しです。メリハリをつけて主題をこなしましょう。
※余談ですが、私は高校1年生のとき「単語練習;300単語を各100回ずつ練習」をサボり続け、夏休み最終週まで引きずった結果、家族旅行で言ったディズ○ーランドの某ホテルで徹夜して取り組むという参事を引き起こしました。(´・_・`)
5. 思いっきり遊ぶ
考えることも考え、やることもやり終えたら、あとの時間はとにかく自分の「楽しい」と思えることに費やしましょう! 友達と遊びに行くもよし、バイトをするもよし、ずっとゴロゴロするもよし。リラックスできる時間を過ごして、高校1年生を半分がんばった自分を褒めてあげてください。
ただ、楽しいからといってハメを外すのはダメ。校則で禁止されたことをしたり、法をおかすようなことは絶対にしてはいけません。
せっかくの毎日が、将来が、藻屑となってしまいます。ルールを守ることは、自分の身を守ることであり、自分の自由を確保することです。忘れずに、楽しい夏休みを過ごしてください。
おわりに!
高校1年生のみなさんにとって、今年の夏休みは新しいことばかりだと思います。その「新しいこと」は自分のことを考える中で見つかるかもしれないし、部活を通して出会うことかもしれないし、何か壁に立ち向かうことで分かることかもしれません。
ただ一つ言えることは、できるだけ多く出会えた分だけ、あなたの将来が豊かになるはずだということです。新し出会いや発見を、プラスに捉えられるといいですね。
そんな新しいことをできるだけたくさん吸収して、自分の成長につなげてくださいね。素敵な夏休みを!